-
食事を改善する事は「血液のいれかえ」である
-
電子レンジ料理はガン体質をつくる
-
玄米にはウイルスの増殖を抑制するタンパク質がある
-
洋食100年の文明実験の結果と反省
-
玄米による食事療法で、白血病を克服した例
当サイトの更新情報をお届けします!フィードの購読はこちらから。
食事を改善する事は「血液のいれかえ」である
環境という広義の「食」と、口から摂取する狭義の「食」と、これの在り様と摂り方が、すべての生物と生態系の健康、不健康、病気をつくる。
「すべての病気の原因は【食】にある」といって過言ではありません。
環境が病めば、その環境の生物および生態系は、順次、病んでいきます。
毎日食べる食物がさまざまなかたちで汚染されて病んでいて、その食事法もまちがっていれば、人体はおそかれはやかれ病み出さざるをえません。
なぜでしょう。
この点を、もうすこし具体的に、考察してみましょう。
いま、あなたか、あなたの家族か、愛するひとかが、病気か、病的状態にあるとします。
ごく最近までの医学的見解は、なんらかの悪い細菌かウイルスがあなたのからだに侵入して、体内で繁殖をはじめて悪い活動をし、ことによるとあなたを死亡させかねない。
したがってそれらの細菌やウイルスをはやく見つけ出して皆殺ししなくては危険である、という論理です。
いまでも、この考えでの治療は主流をなしています。
これに加えて最新の見解は、遺伝子が損傷していないか、欠損していないか、という探究が加わってきています。
目に見えない超微小の世界の研究は、自他ともにえらい立派な仕事をしていると思いこみがちです。
細菌やウイルスや遺伝子の研究も重要ではあります。
しかしそれらは、「血液」にくらべたら、大海の一滴か、氷山の一角ぐらいにしかあたりません。
ありふれてはいますが「血液」こそ、基本的にもっとも重要なものです。
「病気になる」+「病む」とは、血液が病んでいるということにはかなりません。
自分ではよいと思って行ってきた日々の飲み食いが、じつは血液をたえまなく汚濁させ、不健康にし、病的状態にしてきた。
病気は血液の信号です。
素粒子が地球や月や星や太陽の生命素であるように、血液は人体の生命素と考えられます。
生命素に異常や変異が生じれば、それ以降のすべてに異常や変異が継承される。
「自然には飛躍はない」のですから、根元が狂えば、順次に狂いは生じる。
根元が病めば、順次に病気が派生する。
食べたものが胃腸で消化吸収されて、血となり、肉や骨となることは、すでによく知られていることです。
その食べものに、毒性物質や有害物質が含まれていれば、そのぶんだけ血液は質が悪くなり不健康となり、五臓六肺や神経はそれを解毒したり排除する余分な負担を蒙ります。
毒性物質や有害物質とは、一例をあげれば、化学農薬、化学肥料、化学飼料、化学医薬品、化学調味料、化学食品添加物、放射能、大気汚染・水源や海洋の汚染物質などを指摘できます。
食物および食素材に、これらがたえず十分すぎるほど含まれていたり添加されていたのでは、内臓諸器官が懸命にはたらいても、いずれは処理しきれなくなって疲れてしまう。
血液の質の低下、劣化は防ぎようありません。
これに加えて、必要以上の栄養過多食によって、それも無秩序な雑食によって、血液の汚濁は進行します。
これは私たちが生活する都市の下水道や河川や湾岸の汚染や汚濁と同じです。
汚染度が大きければ、虫や魚も微生物も植物も生き永らえず、生物の棲息できない生命なき川や沼や海になってしまうことはよく知られています。
血液、体液の汚濁も、これと同じです。
血液は汚濁が常習、恒常化すると、やがてからだの弱い部分に汚れた血液溜りができてくる。
「瘡血」と称するものです。
瘡血が生じると、その部分は血液の流れはさらに低下して汚血を滞留させ、代謝不良や不能状態になる。
瘡血の主成分にもよりますが、その部分は低温化して体温にバラツキが出てくる。
体温のバラツキを修正しようと発熱症状が出てく色あるいは瘡血部分は自己腐敗や崩壊をはじめて炎症となる。
そうならない場合は凝結から凝固へ進行して腫瘍となる。
腫瘍は、血液の汚濁度に応じて、そのままの形態を持続する場合と、発ガン性物質のひき金でガンへと進行するケースにもなる。
ガン再発を防ぐ為のおすすめ食事☆「有機(自然農法)玄米+雑穀米」
要するに「瘡血」が生じる状態の血液は、すでに深刻な病的状態です。
瘡血が生じると体内の生理活動はすべて低下して、不活性化してくる。
これを防止し代謝を活発にさせるがために、からだは局部から全身的の発熱をはじめます。
これによって病状を鎮静化することもあれば、促進させてしまうこともある。
血液の状態が改善されれば鎮静化し、血液が改まらなければ悪化することになります。
したがって、これらの症状や病勢を解消方向に転換するのには、血液の質的状態を一歩でも二歩でも、一段でも二段でも、良くすることに尽きる。
血液状態をすこしでも改善すれば、現状よりは良くなることはまちがいないことです。
血液状態を、どのようにして現状より良いものにするか、良いものにできるか。
これが病気を治す方向へ導けるか、導けないか、治せるか治せないか、治るか治らないかの別れめとなります。
玄米には毒性有害物質を中和し、解毒し、排除排泄する成分と力がある、このことはまえに述べました。
玄米には浄血力があるとともに、よい赤血球をつくるすぐれた成分をたくさん含んでいる。
玄米の、この成分と力が十分に発揮されるためには、正しい料理法が必要です。
正しい食べものを、正しく料理して、正しく食べるという食事法が守られなくてはなりません。
栄養あるものをたくさん摂らなくてはいけないとか、栄養あるものならなんでも食べてよいという指導は、まちがっています。
血液を清浄に活性化する飲食でなくては、「栄養」の意味も果たしません。
栄養があれば何を食べてよいとか、栄養のバランスがとれていれば大いに食べなさI74いなどという指導は、無責任です。
どんなに栄養があろうと、どんなにおいしかろうと、患者がどんなに好み欲しようが、いまの血液状能首悪化させる飲食は、与えてはならないし、飲み食いしてはならないのです。
食い改めとは血液の入れかえですから、悪い血液の原材料だったいままでの飲食物をすべて改める、これが治療と治癒の根本です。
食い改められれば、あとは自然治癒力という名の神様におまかせすればよいのです。
カテゴリー:玄米とガン
電子レンジ料理はガン体質をつくる
ガン患者や、ガンで亡くなったひとのほとんどが、電子レンジ愛用者です。
電子レンジ専用家庭といってよいほどに依存しています。
こういう家庭やひとにガンにかかるひとがひじょうに多いのです。
玄米に含まれている栄養成分は?効果・効能のほどは?
私は約20年ほど前から、電子レンジとガン発症の因果関係を学術的に究明すべきことを、新聞やラジオに提唱すべく投稿しています。
医学的、物理的、生化学的、生理学的等の観点から、政府、学界、業界それぞれが一体になって、真剣に究明されるべき問題です。
これらを放置しておいて、「ガン撲滅運動」は空念仏です。
政府の「ガン撲滅十ヶ年運動」などこそ、単にスローガンを掲げて仕事をしているふりを示しているだけではなく、一個人の医師や学者や民間人や、一企業や病院や研究所では追求しきれないこれらの問題を、まずは研究したり検討や処置の具体化を推進してもらいたいものです。
食物と病気の因果関係例は、以上のほかにも、まだ、たくさんあります。
ここでは、気づいた範囲の事例にとどめます。
要は、病気のほとんどは「食」のまちがいにあるということです。
「食正しければ、人みな正し」という格言のとおり、正しい食を行えれば、病気になることはないのです。
ガン手術や臓器移植などのニュースで、「手術は成功だったが、生命を救うことはできなかった」という施術者・医療者側の感想を見聞することがよくあります。
大手術に成功して、医師も患者も家族もポッと肩の荷をおろし、手術に耐えたごほうびに患者の愛好の飲食物を与える光景がテレビなどに写されます。
患者が愛好の飲食物は、それらがガン体質を形成し、その偏食を食い改められなかったがためにガンの発症となったのです。
ですからガンや難病を徹底的に治療するのなら、徹底的に正食に食い改めをする必要がある。
しかるに、ごほうびに患者の好きだったものや欲するものを安易に与える。
これでは何のために大手術を行ったのかわかりません。
死なせるための行為です。
いっときのうまいものを食べるため、食べさせるための、長時間にわたる手術と、それ以前に何日も何ヶ月にもわたる苦しい検査であったとはバカなことです。
医師も家族も、食物と病気の因果関係を理解できないために、こうした悲劇と浪費がくりかえされます。
「手術には成功だったが、残念ながら生命を救うことはできなかった」という医師の言を見聞するたびにむなしくなります。
こんな感想を述べて医師がつとまるとは、恐ろしいことです。
生命の原理も、医術による治療の原理も、治癒の原理をもまったく理解も体得もできていないことの自己表明です。
医師は神の代理者でなくてはなりません。
私はそう考えるのです。
「それは理想で、現実問題として、そんなことは無理だよ」という声がきこえてきそうです。
いや、けっして無理なことではありません。
食べものの何たるかを理解できていて、「食」の原理が正しく理解され自得されていさえすれば、神からかけはなれた医療などあり得るはずはないのです。
現代医療への不信が高まっています。
当然なことです。
神に敵対する医学、神に対抗する医学にマコトの治療力や治癒力があるはずがありません。
現代医学は、「食べもので治せない病気はない」の医の原点に、いったん謙虚にもどるべきです。
「食べもので治らない病気は医者でも治せない」といったヒポクラテスの言葉を科学的に学び直すべきです。
どういう食べものの、どういう食べ方が、どういう病気になるか、これを見抜く原理があります。
どういう食べものを、どういうふうに食べると、どういうふうに病気を治せるか、どういうふうに病気は治るか、これらを透視し予見する原理があります。
この原理を学習体得すれば、ここに記述できなかったあらゆる食物と病気の因果関係を解明できる。
私はこの原理が常識となることを願っているのです。
カテゴリー:玄米とガン
玄米にはウイルスの増殖を抑制するタンパク質がある
1991年2月11日の日本経済新聞は「ウイルスの増殖抑制 − 米の中に蛋白質」の見出しで、次の記事を掲載しています。
東京大学農学部の荒井綜一助教授らの研究グループは、米の中からウイルスの増殖を抑えるたんぱく質を発見した。
ごく微量で効果があり、副作用の心配はない。
熱に強いたんぱく質で、米を炊いても効果は変わらない。
研究グループはこのたんぱく質を大量に含む米を開発して、寄生虫や感染症にかかりにくいイネにしたいとしている。
このたんぱく質は『オリザシスタチン』と呼ばれ、米の中に0.3%ある。
ガラス皿の上で下痢や発熱の原因となるポリオウイルスを使って実験したところ、1ミリリットルあたり5マイクログラム(マイクロは百万分の一)という濃度でもウイルスの増殖を抑えることができた。
熱にも強く、摂氏百度で30分間処理しても効果に変わりはなかった。
米粒の中にまんべんなくあるので、精白しても無くなることはないという。
このたんぱく質は、ウイルスなどに含まれるたんばく質分解酵素の働きを阻害するため、ウイルスは増殖できなくなる。
ヒトにはこの酵素はないので影響はない。
このため、米を食べたとき、消化器の中にいるウイルスだけに効果があるようにできているとしている。
また米に感染する病原菌や寄生するコクゾウムシなどの昆虫にも効果が期待できるので、このたんぱく質を大量に含む米ができれば、病気や寄生虫に強いイネとなる。
小さな短い記事ですが、重要な内容です。
私も家族も玄米食になって以降、風邪をはじめとして病気を患うことはなくなりました。
風邪気味でも、玄米ごはん少量をよく噛んで副食も少なくしていると、すぐ治ってしまう。
玄米がゆでも、玄米クリームでも、玄米スープでも、みな癖著な効果があります。
お米に、なぜ、そのような力があるのか、その理由のひとつを荒井助教授らの研究グループが発見したのです。
米に含まれる「オリザシスタチン」という蛋白質が、ウイルスの増殖を抑えるはたらきをするというのです。
玄米を食べていると病気にかかりにくくなるのは事実ですから、カゼのウイルスにせよ、その他のウイルスにせよ、からだにわるい不要なウイルスの増殖を抑制し、排除する成分がお米に含まれているのはたしかです。
「オリザシスタチン」のほかに、まだまだたくさんのスバラシイ成分があるはずです。
それらは体内にはいってのち、体内生理との共同作業で変幻自在の変化や転換をします。
たえず変化しているために、普通のことではその効能をとらえきれないのです。
この「オリザシスタチン」にしても、体外と体内とでははたらきや効果は、かなりちがうはずです。
このタンパク質が十分に活動できる環境に体内全体が整っていれば、ガンウイルスでも、エイズウイルスでも、おそれることはありません。
「オリザシスタチン」で手に負えなければ、これに代わる抗体物質がかならず生成されるはずです。
お米には、そうなる成分が十分に、それこそ人知ではかりえないほど、仕組まれているのです。
荒井助教授たちが発見した「オリザシスタチン」が、いかに優秀なウイルス増殖抑制タンパクだとしても、これが十分に力を発揮できないほど人体生理が汚濁して無秩序状態に陥っていれば、期待の効果は得られません。
お米の成分が十分な効能を発揮するのには、お米の正しい食べ方による人体の秩序が整えられていなければなりません。
正食法の重要さのゆえんです。
カテゴリー:玄米とガン
洋食100年の文明実験の結果と反省
明治維新後、わが国は、いま120余年になります。
西欧文明をとりいれて100年余の生活実験を行ったわけです。
この間、いくたびもの戦争を行い、内外ともに悲惨な体験をしました。
西欧式の産業、経済、文化の発達と発展によって、明治以前にくらべれば、国民一般の平均的くらしぶりは向上しました。
文明開化という表現どおり、西洋文明は開花しました。
それに反して、わが国古来の伝統文化の多くは衰退し、失われました。
くらしの根幹は「食」ですので、「食」の分野から国と国民の健康を観察すると、洋風食が日常化して、動物性食品の摂取量が増大しました。
伝統の和食は、栄養の乏しい野暮な食とされ、敗戦後は米の増産がされたにもかかわらず消費は減少する一途で、肉食推進による米離れ現象がつづいています。
西欧流の栄養食は、西欧式の医学と医療とともに、わが国最大の死の病とされていた結核と細菌による伝染病を征服しました。
しかし、1994年のいま、細菌やウィルスによる伝染病類が、ひそかに復活してきています。
さらに、院内感染症などという新しい感染病の流行です。
これらは、いったいどうしたわけでしょう。
そのうえに、ガン、心臓病、高血圧、糖尿病などいわゆる成人病と称される疾病を国民病としました。
西洋風の食生活が大腸ガンや乳ガンや子宮ガンや糖尿病、心臓病、肝臓病など現代病の一因をなしていると医学によって指摘されながら、これらの病気と病人を減少できないままにもう久しい年月になります。
明治100年の文明実験を、「食」と「医」の分野では次のとおり、まとめることができましょう。
「西洋風の食生活になって、ガン、心臓病、高血圧、糖尿病など現代病が増えた」と。
それゆえ「現代病を減らし、予防するには、西洋風の食生活を改めればよい」ということになります。
どういうふうに改めればよいか。
西洋風食事の主体をなしている肉(動物性食品)と白砂糖に偏りすぎる食生活をやめればよいのです。
大腸がんの食事療法
明治100年の文明の実験は、以上のことを証明し、教え示しています。
実に、単純明瞭ではありませんか。
因果関係がこのように明確であるにかかわらず、現代病を減少させる適切かつ正確な具体的な処置が構ぜられず、採択もされないのはなぜなのでしょう。
その最大の理由は、
(1)お米の正しい教育が成されないまま西洋教育が行われたために、西洋の栄養学による「食」の知識が国民一般の常識として浸透し、それが正当化され、西洋風の食事に日常食が偏りすぎ、体質をゆがめる原因となってしまった。
お米を主食とする伝統食に対する正しい科学的研究と教育不足によって、伝統食への信頼と自信が定着確立されず、日本の風土と日本人の体質に適さない偏った食事が横行してしまった。
(2)偏った栄養常識に支持された偏った食品、偏った食糧産業、偏った農業が繁昌して、偏った食生活をさらに助長している。
(3)伝統食の衰退により、健康にもっとも貢献する土着(身土不二)の農産物の需要が減少し、国内農業の衰退を促進した。
以上の考察で、「明治維新」という名の「文明開化」事業は、国民の健康を虚弱化させ、わが国農業を衰退させて、国をも国民をも衰弱滅亡方向にすすめたといえます。
この原因と結果を、明確に国民的認識にしないかぎり、病める国と病める国民の現状の根本的な解決は不可能です。
「日本は科学技術工業国だから、工業製品で稼いで食糧などは外国から買えばよい」という強者の論理で政治・産業・経済が行われるかぎり、明治100年の文明実験の意義は無に帰するどころかマイナスに帰してしまう。
明治維新を、歴史的に生かすも殺すも、現代の正しい反省と正しい道への選択いかんにかかっています。
強者は、輸入食糧や生命力乏しき加工食品でも健康を害さない生れながらのつよさを恵まれていることは、まえに述べたとおりです。
それゆえ、食べものの生命力には、わりと無関心なひとが多く、外貨を稼ぐことのほうが国益であると盲信しています。
しかし、強者がいったん健康を害してガンや心臓病、肝臓、腎臓病や糖尿病になった時、はじめて自国農産物の生命力の重要性を察知することになりますが、その時は、わが国伝統の農業は亡びたあとです。
この間、弱者は、生命力の乏しい輸入食品や企業サイドの加工食品によって体力・生命力をさらに衰退させられ、衰弱させられ、自主独立の生計が不可能になり、病院や養護施設に生活を依存せねば生きられなくなり、これの打開のためにいまから福祉制度や施設の充実と完備が叫ばれる現状です。
しかし、これは、根本対策でも根本療法でもないことは明らかです。
亡国・亡国民の勢いをとどめうる正しい方策ではありません。
以上の考察を通して、明治100年の文明開化実験結果は、次のことを特に命じているといえましよう。
(1)正しいお米教育をすること
(2)正しい伝統農業を復活させること
(3)産業経済構造を改革すること
わが国は、科学技術工業国である以前に、表現は古めかしいですが、お米の農業国でなければならないことを、しっかり認識しなおすのが明治100年の文明実験の教訓といえます。
カテゴリー:玄米とガン
玄米による食事療法で、白血病を克服した例
現代医療と現代医薬品に長期間世話になっているにかかわらず、いっこうに改善の兆候がみられないどころか、次第に悪化してきているとしか見えない人びと。
迷い苦しみ悩んだはてに、食事改善をしたら良くなるだろうかと、わが家がたどったと同様の過程を、たくさんの人びとが歩んでいます。
そうした人びとの中で、特に記しておきたい例をいくつか掲げてみます。
最近、白血病や悪性貧血(再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄異形成症候群等)症状を呈する子供が増大しています。
このうち、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、悪性リンパ腺腰を、玄米食でみごとに治癒させた家庭を見るにつけ、私は玄米のありがたさに改めて感謝するばかりです。
ガン再発を防ぐ為のおすすめ食事☆「有機(自然農法)玄米+雑穀米」
Mさん一家は、長男が小学四年の時、急性リンパ性白血病を発病しました。
最初は風邪の症状だったのが、入院して精密検査で、白血病だと診断されたのでした。
それから一年間、病院への入退院の繰り返しです。
体調は良くなる兆候なく、化学薬品の注射と服用と検査が回を追うごとに多くなる。
Mさん夫婦は、これは世間でいう検査漬け、薬漬け医療にはかならないのではなかろうかと不安になってきました。
このままでは将来の健全な成長はおぼつかない、と判断しました。
そして「運を天にまかせる思い」というか、「断崖から谷川に飛び込む思い」でというか、玄米正食による食事療法に踏みきったのでした。
踏みきるまえに、Mさん夫婦は、息子がなぜ、このような病気にかからなければならなかったのか、その原因を真剣に考えたのでした。
いままでの生活が正しかったなら、病気になどなるはずはない。
いままでの生活のどこかに、病気になる原因があったのにちがいない。
その原因は、いったい何か。
それを、すぐに的確に見つけ出したり、見当をつけることなど、当時のMさんたちにできることではありませんでした。
生活のどこかにマチガイがあったにちがいない、ということは分かります。
マチガイの総結果が、たまたま、長男に集中して病気の症状に現われたのにちがいない。
だったら、生活全部を、ガラリッと変えたなら、マチガイの部分も無くなるのではないか。
そうすれば長男の症状を変えられるのではないか。
生活を変えれば、ちがう結果が出てくるはず、とMさん夫婦は考えたのです。
病気と健康にいちばん関係深いのは食生活です。
食べもの、飲みものにかかわる生き方、くらし方の根本を変えるのが先決と考えました。
人間は食わずには生きていけません。
食生活から変える決心をしたのです。
そして、近代的というか現代式の文化栄養食生活を投げ捨て、玄米食生活に踏みきったのでした。
そう決心し、実践をはじめた(一九八七1987年)以後のMさん一家の努力には、敬服させられます。
Mさん夫婦は、農業をする両親と同居で、Mさんは工場につとめて給料を得、奥さんも働きに出て時間給を得て、時間の合間には両親の農作業を手伝っていました。
「食は命なり」ということに気づいてのち、彼はサラリーマン生活をやめて農業に専念しはじめました。
奥さんも同じです。
農薬や化学肥料を用いた農産物を食べていては息子の白血病は治らない、そう知った彼は有機農法から自然農法へと栽培法を改め、自給自足生活の実現に進みます。
家が農家でしたから、そのような生活革命を行えたともいえますが、食料調達面だけのことではありません。
長男を医者まかせ、病院まかせにしていたこれまでの生活のマチガイに気づくのと同時に、子供の教育に関しても、学校と先生まかせにしていたマチガイに気づいたのです。
玄米食をはじめると、どの家庭でも、最初に、学校給食問題にぶつかります。
学校給食は、ほとんどの学校が給食業者まかせが多く、給食業者は個々の学童の体質や体調などいちいち考えてはいられません。
栄養士が指示する献立にしたがって、利潤を見込んだ給食をするだけです。
定められた予算内で、栄養があって、安くておいしいもの、となれば食品添加物や化学調味料によって本物らしく合成加工したものが多くなります。
加工度が多ければ多いほど、天然自然の生命力は減少します。
生命力が少ないくらいならまだ良いとして、化学添加物類の相乗作用によって身体を害する原因物となるものも多い。
そうなると、学童を健全に発育させるどころではありません。
病気体質にする給食になりかねない。
そもそも学校給食は、白米や白パンや牛乳や乳製品や卵や魚、フライものや加工食、果物などが多く、玄米正食の献立とはまるでちがいます。
Mさん夫婦は、学校にお願いして、自宅から弁当持参にさせてもらいました。
遠足や旅行、運動会やキャンプ、課外活動など長男の参加する行事には車に炊事道具をつけて、夫婦で付き添い参加し、長男の学業に支障をもたらさない対応の日々となりました。
学校の理解と、Mさん夫婦の人間性ゆたかな対応性もあってですが、三泊四日の修学旅行にも炊事道具持参で同道し、過去の生き方、くらし方からの脱皮につとめたのです。
その徹底した「生活革命」は、簡単には書き尽くせません。
それは、ひとつひとつ、涙ぐましい努力と忍耐の積み重ねでしたが、長男の体調は次第に良好になり、毎月の定期検査も回を重ねるごとに医師も目を見張る改善ぶりです。
中学2~3年になると体調は安定し、高校生になると定期検査を必要としないお墨つきをいただき、いまや病気と緑のきれた健康な社会人です。
一家も、皆病気しらずの家庭になり、Mさん夫婦は自家栽培の米、麦、そば、野菜を用いて手造りおやきや、クッキーを同好者に配布し、手打そば屋開業に到達したのです。
子供の病気のおかげで、あなたまかせの奴隷的だった人生が、自主独立の人生へと生活を改革できたのです。
Mさん一家の例に励まされて、長女が急性骨髄性白血病で入退院を繰り返していたTさん一家も、玄米食療法に生活をきりかえました。長女が小学五年の時(1989年)です。
Tさんは、医師からは骨髄移植しか治療法はないといわれていました。
薬局を経営する手前、薬と骨髄移植で治るなら、そうすることに抵抗ありません。
しかし娘の将来を考えると、一生、病院と薬に依存せねばならないのは、なんとしてもゆううっです。
根本的に治すには、食事療法以外にない。
それも血液の病気となると、玄米正食がいちばん安全で、しかも確実な効果を得られる、そうした予備知識を本や体験者から学びました。
必要な食品の調達法、料理のしかた、献立と食べ方、それらをひととおり学習せねばなりません。
知れば知るほど、学べは学ぶほど、玄米正食法はこれまで行ってきた食事法と生活法とちがう。
ちがうだけに、娘のためになるような気がしないではありません。
なぜなら、いままでは、良いと思ってやってきたことが、どれも良くないのです。
まだ体験していない骨髄移植は、のどから手が出るほど、魅かれます。
条件の適合した提供者が見つかりさえすれば、医師のいうとおりに従おうと、いくど考えたかしれません。
その反面、すぐに不安と恐怖に襲われるのでした。
さんざんに、心揺れ動いたのち、食事療法に踏みきったのでした。
食事を変えてしばらくは、検査のたびに数値は上下して、なかなか定まりません。
血小板数値が、一万単位を上ったり下ったり、出血でもしたらどうなるか、医師も学校も家庭も腫物を扱う脅えかたです。
ただ、本人の自覚症状が、こころもち快活になってきているのがせめてもの救いで、血色や肌の状態も改善の兆候は見られない。
Tさん夫婦は、自分たちの選択で食事療法をはじめたものの、これで本当に大丈夫だろうかと、毎日不安になってくる。
しかし、以前だったら風邪をひきこんで寝こんだと思われる状況にも、寝こまずに済んだり、身のこなし方に以前とはちがう明るい変化をすこしずつ感じられるようになりました。
そうした日々を繰り返して、二年たち、三年たつうちに、検査数値が徐々に向上しはじめたのでした。
血小板も、中学を卒業する時に五万単位に、はげしい高校入試にも耐えてみごと希望校に合格して、高二の現在九万単位にまで回復です。
この子も、この一家も、食事と生活を改革することによって、みごとに立直ったのです。
もちろん、従来からの医師の助言や指導の効もあったことはいうまでもありません。
このほかにも白血病治療例を、私はいくつも確認しています。
食い改めと生活革命によって、病気を治し、健康をとりもどして丈夫になった人たちを見るたびに、私は医聖ヒポクラテスの次の言葉を憶い出します。
「食べもので治らない病気はない。もし食べもので治らないなら、医者でも治せない」
食べものは神様なのです。
神様に治せない病気はありません。
私たちは、神様と一体の食べものとは何かを、知らないだけなのです。
神様の宿らない食べものを追い求め、愛好し、神様の宿る食べものと緑を失くしてしまっているのです。
「正しい食べものを、正しく料理して、正しく食べる」
これは玄米正食の基本思想です。
この基本を日々の生活として実践するなら、ヒポクラテスの言葉の真実は証明され、確認されるはずなのです。
カテゴリー:玄米とガン


