白米と白砂糖は結核と下痢
大正と昭和の前半期、結核はなぜあれほど、わが国では猛威を振るったのでしょう。
それは、白米食と白砂糖食生活が文化人および文化国への資格として、軍国主義国家観と一対となった「アメとムチ」だったのです。
自米食と白砂糖食は、結核菌を培養し、強化し、流行感染させるのに最適な、人体内外の環境をつくったのです。
現代のガンと同じように、当時の結核は不治の病とか死病と恐れられました。
そして、結核は結核菌が犯人だから、結核菌を撲滅するのが唯一最高の治療と予防法であるという常識が流布されたのでした。
このように人間は、己れの非を反省せず、悟ろうとせず、諸々の悪事や不都合なことの原因や責任は他に在りと転嫁して、結核の場合も原因は結核菌にありとしたのです。
結核菌には、とんだ迷惑なことです。
結核菌を招き、生み出し、培養繁殖させ、流行感染させるのはみな人間自身です。
白米と白砂糖に偏った食生活が、結核菌の風土、生活環境をつくり出すのです。
最近、自米食と白砂糖が復活してきています。
それに歩調を合せて結核が、暗然と復活してきています。
両者の因果関係がよくわかるではありませんか。
またこれらの食が流行の時は、下痢患者も増大します。
下痢は体力の消耗と低下をはなはだしく招きます。
抵抗力も低下します。
結核菌のみならず、赤痢、疫痢、コレラ、マラリア、流行性感冒等、およそ感染性の疾病の下地づくりが胃カタルや腸カタルを経て下痢症となります。
白米食と白砂糖食は、これらの素地づくりに最適の栄養食です。
いま、院内感染が、文化度の高い文明先進国で問題になっています。
文化度が高く、文明が進んでいるのなら、文化、文明の象徴のハズの病院で、起きてはならないことです。
白米とか白パンとか、白砂糖とか、抗生物質とか、こうした文化・文明度の高い飲食物や薬品が普及すればするほど、非文化・非文明的な、反文化・反文明的な現象や症状を招来するのです。
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