神の治療と人為の療法
すぐれた医師や学者は、病気は医者や薬や放射線や手術が治すのではないことを知っています。
病気は患者自身の自然治癒力が治す、と承知しています。
患者の生きようとする意志力と自然治癒力が失せてしまったなら、どんな名医が、どんな高価な秘薬や医術をつくそうが、病気を治すことも、患者を救うこともできないことを知っています。
これゆえ、医師と薬と手術は、患者の自然治癒力を高め強めるためのお手伝いであって、実際に病気を治すのは患者自身である、と述べています。
ところが大部分の医師と医学者は、まったくちがいます。
患者が体力を消耗しきってしまうほど検査します。
浴びるほどたくさんの薬を服用させます。
すぐ点滴を行います。
輸血もします。
いとも安直に手術します。
手術の繰り返しを、意に介しません。
薬物の投与が多くなれば、それに比例して血液・体液の汚濁が高まり、生命力の減退が余儀なくされるにかかわらず、いや血液には関係はない、それどころか薬と栄養剤によって血液はウイルスや菌に対して抵抗力を高め、殺菌力をも強めると信じています。
そうであるなら、薬や栄養剤の投与量に比例して症状はどんどん軽快になって、病気は治り、病人は減少しなくてはなりません。
しかし、現実はアベコベです。
それとも、まだまだ薬や栄養剤の投与量が不足しているのかもしれません。
いったいぜんたい、どの程度まで投与すれば、彼等のいう効果が証明されるのでしょうか。
医聖ヒポクラテスの「食物で治らない病気はない。食物で治らない病気は医者も治せない」の格言はどこへ行ってしまったのでしょう。
医者とは、本当は、食べもので病気を治せなくてはいけないのです。
食べもので治せないのは、医の真理も倫理も原理も技術も十分に理解も体得もできていないからです。
現代は、医師も患者も、食べものに対する考え方がまちがってしまっています。
日々の飲食など、とるに足らないもの、食欲と空腹は満腹満足さえすれば良いもの、という程度の解釈です。
自動車や航空機の燃料であるガソリンのようなもの、という理解です。
単なる燃料用ガソリンよりは、その中に抗菌や殺菌作用をする薬剤が添加されたほうが安心感が高いし、さらに栄養剤が添加されれば良いにきまっているし、それでも足りなければ放射線照射や手術や移植を行ったほうが良いにきまっている、こうした付加価値により食べものなどより現代医療はくらべものにならないほど高貴であと正当化されています。
血液・体液が正しく理解されていないから、このような人工物優位を肯定し正当化する常識になってしまっているのです。
現代医療のみにかぎりませんが、錯覚が常識化されているのです。
食べものと血液、血液とからだ、血液の質と生命力など、生命の基本が正しく理解できていません。
正しく理解できていないということは、正しい医学と食物教育がなされていないということです。
すでに述べたことですが、素粒子は地球(元素の固まり)の母であり、地球は植物の母です。
植物は土を食べて生きますが、動物は土を食べては生きられません。
それゆえ植物をいただいて宇宙の元素をとりこみます。
動物は植物を食物とする原則はここにあります。
植物は動物の母なのです。
人間は植物を通して生命元素を体内にとりいれる、これゆえに原則として、人間は穀物菜食が正しいのです。
植物の葉緑素クロロフィルは人体に入って赤血球の血色素ヘモグロビンになる。
赤血球こそ人体の生命の素粒子といえます。
これをつくれるのは、食物と生体でしかありません。
食物のなかでも、穀物がいちばんしっかりした赤血球となり、その中でも玄米はもっとも質の良い赤血球に転換する元素の固まりです。
「化学医薬品で赤血球をつくれますか」。
「栄養剤の点滴や輸血で、患者本人の赤血球や血液をつくれるのですか」。
「骨髄移植で血液をつくれますか」。
これらの答は、すべて「NO」です。
これらはすべて、応急処置、一時的な間に合わせです。
造血機能と能力を完全に喪失してしまった疾病患者に対しては、これらの処方、処置もしかたありません。
しかし、造血機能と能力を喪失させる医療を継続しておいて、最終的にこの処方しかないと結論づけるのが人為人工力を主体とする現代医療の手法です。
造血機能と造血能力をすこしでも向上させる、これが医学の根本でなくてはなりません。
それには、現状の血液状態をすこしでも良くする、浄化する、そのために全力が注入される医学と医療でなくてはなりません。
さあー、これはたいへんなことです。
地球環境問題も、核実験、原発、オゾン層破壊、大気汚染、河川汚染、地球温暖化、海洋汚染、土壌汚染、食物汚染等々、これらがすべて医療問題でもあるのです。
一滴の血液を、質実ともに、現状以上に浄血するのには、これらがすべて関係してくる。
医療とは、単に病んだ疾患部や病人を扱うだけでなく、本当は世界全体をイヤシロチ(清浄なる健康なる世界)にせねばならない使命をもっているはずなのです。
それなのに現代医療は、まるでちがったものになってしまっています。
人体を薬物と称する異物で穆しつつ、治療するという。
人体をケカレチ(頼れさせること、気枯れさすこと)化して治そうというのです。
食物によって浄血し、食物によって造血するということは、自分のからだで、自分用の赤血球を浄化し造血することです。
自分で自分の血液をイヤシロチにする、それによって疾患部をイヤシロチにする、そしてからだ全体をイヤシロチにする、神の治療とはそういうものです。
私の大腸がんの治療方針
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